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ジャパンオープン・荻村杯
(記事・写真提供/卓球王国)

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痛いミスジャッジ、水谷はその1本で崩れたのか!?
2014/06/22

男子シングルス決勝の3ゲーム目、7−4と水谷リード。相手の 于子洋 が打ったドライブがネットにかかえり、そのまま水谷のフォアサイドを切った。ところが、目の前にいたドイツ人の副審はボールが入ったとして7−5にした。水谷は入っていないとアピールしたが判定は覆らなかった。itTVで見ると明らかに入っていない。完全なジャッジミスだ。
 しかし、痛かったのは1本だけではない、7−4から8−4になるところが7−5となり、水谷はこの1本を引きずった。このゲームを8−11で落とし、次のゲームを水谷が取り返したものの、試合の流れは于に流れた。

惜しくも、水谷は準優勝
2014/06/22

 男子シングルス決勝は水谷を4−2で破った于子洋(中国)。于子洋は先日行われた韓国オープンのダブルスに続いての優勝となる。まだ荒削りな部分もあるが一度当たり出すと止まらない強さがある。その両ハンドから繰り出される回転量豊富なドライブは直線的な弧線で、相手コートにバウンドした後は沈み込むように伸びていく。今後、どんな選手に成長するかが楽しみだ。また水谷も決勝で敗れたものの、その存在感を十分に示した。

男子シングルス決勝
水谷 8、-4、-8、6、-4、-8 于子洋(中国)

石川、惜しくも2位。馮天薇がジャパンオープン制覇
2014/06/22

女子シングルス決勝、馮天薇(シンガポール)が石川に4-2で勝利し、2011年大会以来2度目の優勝。石川にゲームを先行されながらも、安定した両ハンドは崩れず逆転で勝利した。初優勝を狙った石川は惜しくも2位。6ゲーム目はリードされながらも一旦はデュースに追いつくも最後は力尽きた。

以下、2人の会見でのコメント
馮天薇「石川選手とは今まで何度も対戦したことがある。勝つこともあれば負けることもあるが、今日はいい試合をすることができたのでとてもうれしい」

石川「馮天薇選手は世界ランキングも4位だけど、自分らしい先手を取って攻めるプレーができたと思います。また練習をして、次に対戦したときにもっと良いプレーを見せることができるよう成長したいです」

女子シングルス決勝
石川 −10、9、3、−3、−5、−11 馮天薇(シンガポール)

この後は男子シングルス決勝。水谷が中国の于子洋と対戦する。


写真左:惜しくも準優勝に終わった石川
写真右:女子シングルス優勝・馮天薇

岸川/水谷 5年ぶりの優勝
2014/06/22

男子ダブルス決勝、岸川/水谷が江宏傑/黄聖盛(タイペイ)をストレートで下し5年ぶりの優勝。女子ダブルスに引き続き、男子ダブルスも日本ペアが制した。競った展開になるも、どこか余裕を感じる試合運びを見せた。水谷はこのあと男子シングルス決勝で二冠を狙う。

以下、岸川の会見でのコメント(※水谷はこの後、シングルス決勝が控えているため不参加)
「勝因は1ゲーム目を逆転で取っただと思う。彼(水谷)とは何も話さなくても、次に何をするか分かるくらいなのでもっとコンビネーションを高めたい」

男子ダブルス決勝
岸川/水谷 11、9、11 江宏傑/黄聖盛(タイペイ)

福原/若宮、女子ダブルス優勝
2014/06/22

福原/若宮ペアが3-1で馮天薇/ユー・モンユ(シンガポール)ペアを制し、見事女子ダブルスのチャンピオンに輝いた。若宮は11年、12年と藤井寛子とのペアで2度優勝しており、これでジャパンオープンの女子ダブルスは3度目。素晴らしい記録である。福原は昨年のシングルス優勝につづき、今年もタイトル獲得。

以下、2人の会見でのコメント
福原「早いピッチがお互いの特徴だと思うので、対戦したら相手がイヤだなと思うようなペアになりたい。アジア大会では表彰台にのぼりたいです」

若宮「愛ちゃんと『世界で一番ピッチの早いペアになろう』とこれまで離してきた。もっと練習を重ね2人の連携をより高めたい」

女子ダブルス決勝
福原/若宮 8、6、−7、11馮天薇/ユー・モンユ(シンガポール)

この後男子ダブルス決勝、岸川/水谷ペアが優勝を狙う。女子に続くタイトル獲得なるか?

水谷、苦しみながらも決勝進出
2014/06/22

 もう1つの男子シングルス準決勝は水谷対村松の1戦。この2人は公式戦初対決。水谷は緩急をつけた見事なカット打ちを披露。同じループドライブでも回転量に変化をつけ、村松のミスを誘う。村松もチャンスボール対して、思い切りの良いバックハンドで応戦し見せ場を作り最終セットまで粘るも一歩及ばず。決勝に進んだ水谷は、この後行われるダブルスの決勝にも登場し、シングル・ダブルスの2冠達成なるかにも注目だ。

以下、水谷のコメント
「試合前は切れたカットが多いと思っていたが、試合が始まるとナックルカットが多くて対応に苦労した。決勝の相手は若い選手なので、まともに打ち合うのではなく、ラリー戦に持ち込んで得点したい」

以下、村松のコメント
「序盤は自分のペースで試合ができたが、途中から水谷さんが戦術を変更してきて対応するのが難しかった。ツッツキに対する両ハンドドライブやカットも粘れたし、水谷さんに自分の技が通じた部分は自信となった」


<男子シングルス準決勝>
水谷 ー11、4、ー7、6、8、ー5、5 村松

于子洋が圧勝!決勝進出を決める
2014/06/22

 男子シングルス準決勝が行われ于子洋(中国)が4−0で唐鵬(香港)を下し決勝進出を決めた。于子洋の両ハンドドライブは豪快で破壊力十分。スピードがあるのはもちろん、非常に低い軌道で沈み込むように相手コートに突き刺さる。唐鵬もブロックで粘るも于子洋はミスが少なく、止めきることができなかった。この後の準決勝では水谷隼と村松雄斗が決勝進出をかけて対戦する。

<男子シングルス準決勝>
于子洋(中国) 8、10、8、9 唐鵬(香港)

石川、優勝まであとひとつ!
2014/06/22

 石川佳純とユー・モンユーの対戦となった女子シングルス準決勝、第2試合。石川は昨日の2回戦と準々決勝でフルゲームの接戦をしていただけに疲れが残っていることも心配されたが、軽快な動きを見せた。お互い早いタイミングでボールを打ち合い、ラリーのスピードはどんどん増していく。石川が豪快なフォアドライブを打ち込めば、お返しとばかりにユー・モンユーは石川のフォアサイドにバッククロスカウンターを決める。しかし、最後まで強打にミスの少なかった石川が勝利し、決勝に進んだ。決勝は馮天薇(シンガポール)との対戦となり、15:30開始予定となっている。

以下、石川選手のコメント
「2−0とリードしたことで少し守りの姿勢になってしまったけど、タイムアウト後に気持ちをうまく切り替えることができました。決勝は全力で相手(馮天薇)にぶつかりたいと思います」

<女子シングルス準決勝>
石川 9、3、ー3、ー8、9、7 ユー・モンユー(シンガポール)

馮天薇がリー・フェンを4−1で下す
2014/06/22

 馮天薇(シンガポール/WR4)対リー・フェン(スウェーデン/WR16)となった女子シングルス準決勝、第1試合。馮天薇は台上から先手を取り、その後のラリーでも攻め続け、ラリーを有利に展開した。リー・フェンもブロックやカウンターで応戦するも最後の1点が取れず、馮天薇が4−1で勝利した。準決勝の第2試合には石川佳純が登場する。

<女子シングルス準決勝>
馮天薇(シンガポール) 7、ー12、3、7、10 リー・フェン(スウェーデン)

大会最終日の見どころ
2014/06/22

 熱戦が続いていたジャパンオープンもいよいよ最終日となった。今日は男女ダブルス、男女シングルスの決勝までが行われる。各種目の組み合わせとタイムテーブルは以下の通り。

・女子シングルス準決勝 10:00~
馮天薇(シンガポール)VSリー・フェン(スウェーデン)
石川VSユー・モンユー(シンガポール)

・男子シングルス準決勝 11:30~
于子洋(中国)VS唐鵬(香港)
水谷VS村松

・女子ダブルス決勝 14:30~
福原愛/若宮三紗子VS馮天薇/ユー・モンユー (シンガポール)

・男子ダブルス決勝 15:00~
岸川聖也/水谷隼VS江宏傑/黄聖盛 (チャイニーズタイペイ)

・女子シングルス決勝 15:30~

・男子シングルス決勝 16:15~

注目はなんといっても日本勢の活躍だ。男子シングルスでは日本のエース水谷隼(DIOジャパン)と成長著しいカットマン、村松雄斗(JOCエリートアカデミー/帝京)が準決勝で対決。練習試合では何度も対戦しているそうだが、公式戦では初対戦。女子シングルスではここまで接戦をものにし勝ち上がった石川佳純(全農)の活躍に期待がかかる。
 ダブルスでは福原/若宮ペア、水谷/岸川ペアが決勝に登場し、こちらも優勝の可能性は非常に大きい。いよいよ佳境となったジャパンオープンから今日も目が離せない。

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