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平成26年度全日本卓球選手権大会
(記事・写真提供/卓球王国)

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森薗/三部、2連覇へ王手
2015/01/17

●男子ダブルス準決勝
森薗政崇/三部航平(明治大/青森山田高)6、6、-6、-10、5 吉村和弘/平野晃生(野田学園高)
岸川聖也/水谷隼(ファースト/beacon.LAB) 3、4、5 張一博/高木和卓(東京アート)

男子ダブルス準決勝、森薗/三部は吉村/平野とのゲームオールの接戦を制し2連覇へ王手をかけた。
岸川/水谷は社会人王者の張/高木和をストレートで下し決勝へ進出。
男子ダブルスの決勝は昨年と同カードとなった。

※写真:善戦するも森薗/三部に惜しくも敗れた吉村/平野の高校生ペア

女子ダブルス、準決勝の結果
2015/01/17

●女子ダブルス準決勝
平野早矢香/石川佳純(ミキハウス/全農) 6、5、7 田代早紀/藤井優子(日本生命)
阿部愛莉/森薗美月(四天王寺高)8、9、10 中村薫子/市川梓(日立化成)

女子ダブルス準決勝の2試合が行われた。
平野/石川は田代/藤井をストレートで下し2連覇へ向け王手をかけた。「私たちはサービス・レシーブが得意なのに、そこで攻めさせてくれない。ミスも本当に少ない」と試合後の田代。ペアを組んで4年、これで全日本3回目の3位となる田代/藤井ペア、一時代を築いた藤井寛子/若宮三紗子ペアに追いつけ、追い越せで来年は決勝進出を狙う。

また高校生ペアの阿部/森薗が社会人ペアを下し初の決勝進出を果たした。森薗の機敏な動きからのフォア強打と、阿部のバック粒高の変化ボールが有効。強打への反応も素晴らしかった。

※写真:決勝進出を決めた平野/石川

岸川、逆転勝利でベスト4入りを決める
2015/01/17

 松平が2ゲーム先取して、立ち上がりは松平ペースだったが、じわじわと岸川が追い上げ、結果 、岸川が勝利。以下は負けた松平のコメント。
 「今日の岸川さんはサービスが良かった。3ゲーム目からサービスを変えられ、それに対応できなかった」と悔しさをにじませた。

●男子シングルス準々決勝

岸川聖也(ファースト)-9、-5、9、10、8、10 松平健太(JTB)

※写真:逆転でベスト4入りを決めた岸川(左)と惜しくも敗れた松平

神巧也、初のランク入りでベスト4の快挙
2015/01/17

 初のランク入り、今まで4回戦も突破していないと言っていた神巧也(明治大)が前年ベスト4、元全日本チャンピオンの吉田海偉(Global Athlete Project)をストレートで破り、ベスト4に入った。
 一年生の時に学生チャンピオンになったあとは目立った成績を残していない神だが、昨秋からスウェーデンに卓球留学。レジェンドのワルドナ-やアペルグレンが所属する「スポルバーゲン」でプレーしている。
「吉田さんとは3年前の国体のラストで当たって、ボコボコにされたので今回リベンジしようと思ってました。まさかベスト4とは・・・明日試合ができるのはすごくうれしい。(明日は丹羽戦)大学の寮でも同じ部屋で、高校、大学も同じだけどがんばります。彼のふだんのゲーム練習は全くあてにならない。本気でやらないから。実力差は歴然としているから格上に向かっていくだけです」(神)

●男子シングルス準々決勝
神巧也(明治大) 9、9、9、3 吉田海偉(Global Athlete Project)
水谷隼(beacon.LAB) 11、4、8、-10、7 吉村真晴(愛知工業大)
丹羽孝希(明治大)不戦勝 吉田雅己(愛知工業大)
岸川聖也(ファースト) vs. 松平健太(JTB)  ※現在(13:40)対戦中

※愛知工業大の吉田は高熱のため、棄権となり、丹羽が不戦勝となった。

※写真:初のランク入りでベスト4に進んだ神(左)とストレートで敗戦となった昨年3位の吉田

女子シングルスベスト4決定!
2015/01/17

 後半に行われたカードは、カットマン同士とドライブ速攻vs前陣速攻の対決となり、片やカットの引き合い、片や速攻での打ち合いとなり、2台の対比がおもしろかった。卓球の多彩なプレーが楽しめた。
 カットマン対決を制したのは石垣だった。以下は、彼女のコメント。
「苦しかったです。相手はすごく守備範囲の広い選手で、簡単に打ち抜ける選手じゃない。12月の選考会で2-0から促進になってから負けていたので、私的には促進にはしたくなかったので、前半から打っていったんですが、途中でちょっと崩れ始めたので、促進につなげて、そこで落ち着いてできたのが、良かった。しっかりどういうボールを狙うのか考えて、前の日に対策して臨めたので、それが結果につながった。一試合一試合、やっぱり簡単に勝てる選手はいなくて、一回戦から強い選手ばかり。先のことより、目の前の試合を一本一本やろうと。ベスト4は初めて」

●女子準々決勝(後半戦)
森薗美咲(日立化成)-7、7、-7、-10、11、6、9 松平志穂(ミキハウス)
石垣優香(日本生命)8、6、−8、12、-8、6 佐藤瞳(札幌大谷高)

※写真:カット対決を制した石垣(左)と第5ゲームの2回のマッチポイントを活かせず敗退となった松平

高3前田、力で平野を圧倒、ベスト4に進む
2015/01/17

 インターハイチャンピオンの前田美優(希望が丘高)が力をつけている。12月の世界ジュニア、ITTFワールドツアーグランドファイナルU21で負けたものの、内容の良い試合が続いている。対する平野美宇(JOCエリートアカデミー)はダブルスでも活躍し、松澤(日立化成)に勝ち、準々決勝に進んだ。
 平野は0−1からの2ゲーム目を取ったものの、競り合う場面がなく、前田の両ハンドの強さが目立ち、4−1で前田がベスト4入りを決めた。

●女子シングルス準々決勝(前半戦)
石川佳純(全農) 6、5、3、6 伊藤美誠(スターツSC)
前田美優(希望が丘高6、-4、8、7、3 平野美宇(JOCエリートアカデミー)

※写真:平野にパワーで勝利したインハイチャンプの前田

大会6日目のスケジュール
2015/01/17

本日、卓球台は2台のレイアウトとなり、周りの照明を落とし、試合を演出する予定だ。
男女シングルス準々決勝、そして男女ダブルスの準決勝〜決勝までが行われる。
対戦カードを紹介しよう。

10時〜女子シングルス準々決勝
石川(全農)vs伊藤(スターツSC)
平野(JOCエリートアカデミー)vs前田(希望が丘高)

10時45分〜女子シングルス準々決勝
森薗(日立化成)vs松平(ミキハウス)
佐藤(札幌大谷高)vs石垣(日本生命)

11時30分〜男子シングルス準々決勝
水谷(beacon.LAB)vs吉村(愛知工業大)
岸川(ファースト)vs松平(JTB)

12時15分〜男子シングルス準々決勝
吉田(Global Athlete Project)vs神(明治大)
吉田(愛知工業大)vs丹羽(明治大)

13時15分〜女子ダブルス準決勝
平野/石川(ミキハウス/全農)vs田代/藤井(日本生命)
中村/市川(日立化成)vs阿部/森薗(四天王寺高)

13時45分〜男子ダブルス準決勝
森薗/三部(明治大/希望が丘高)vs吉村/平野(野田学園高)
張/高木和(東京アート)vs岸川/水谷(ファースト/beacon.LAB)

15時〜女子ダブルス決勝
15時半〜男子ダブルス決勝

シングルスのメダル決定戦。そしてダブルスが決勝まで行われる。全日本卓球も終盤にさしかかり、もはや行われる試合、すべてが見どころと言って良いだろう。

写真:中学2年でベスト8入りした伊藤美誠。今日は女王・石川佳純に挑む

女子ダブルス6回戦が終わり、本日の全試合終了
2015/01/16

●女子ダブルス6回戦
平野/石川(ミキハウス/全農)-9、8、5、13 石川/加藤(JOCエリートアカデミー)
田代/藤井(日本生命) -5、7、-8、6、3 土田美紀/三宅(中国電力)
中村/市川(日立化成) 8、-8、9、-8、8 土井/宋(中国電力)
阿部/森薗(四天王寺高)4、6、9 中川/土田美佳(中国電力)

女子ダブルス6回戦が終了しベスト4が決まった。
石川佳純と石川梨良の姉妹対決も見られ、姉の佳純/平野ペアが勝利し
順当に表彰台を決めた。

※写真:全日本で姉妹対決が実現。試合後握手する佳純と梨良。

岸川「じゃんけんでいろんなボールを選ぶなんてあり得ない」
2015/01/16

 調子は悪いと言うものの確実にベスト8に入る岸川(ファースト)。現役男子として、最多の世界選手権メダルを獲得している選手は安定している。試合後のコメントではボールに言及した。
 全日本選手権では今までも公認しているボールを試合前のじゃんけんで選ぶ。しかし、セルロイドボールの時にはそれほど差がなかった打球感が、プラスチックボールになって、メーカー間の打球感が大きく違うために選手は大きく戸惑っているのだ。
「調子はダメです。全然ダメです。ただ調子が悪くても厳しい試合をなんとか勝てたというのは自分の底力として評価できるところです。今回はじゃんけんでいろんなメーカーのボールを選ぶというあり得ないルールなので、いろんな強い選手が競っているのはそれが原因じゃないですかね。自分の調子を上げていかないと勝てないレベルなので、明日のシングルスとダブルスを頑張っていきます」〈岸川)

男子ダブルス6回戦の結果
2015/01/16

●男子ダブルス 6回戦
森薗/三部(明治大/青森山田高)6、-5、-13、11、11 加藤/吉田(愛知工業大)
吉村/平野(野田学園高)8、12、-7、5 森田/軽部(シチズン)
張/高木和(東京アート)3、-7、9、9 吉村/藤村(愛知工業大)
岸川/水谷(ファースト/beacon.LAB)11、4、-6、6 松平賢/上田(協和発酵キリン)

 男子ダブルス6回戦が終了し、ベスト4が決定した。
 昨年度優勝の森薗/三部は、吉田/加藤ペアと大激戦。台を広く使った広角なコース取りで、見応え十分のラリーが展開されたが、最後は森薗が前陣で驚異的な反応を見せ、勝利をもぎ取った。

※写真:2連覇へ向けまた1歩前へ進んだ森薗/三部

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